死んだ家族の夢を見る。昔、仲良かった子が久しぶりに夢に出てきた。何が言いたいのか教えて欲しい。こういったご質問をたまにいただきます。しかしながら、答えはいつも同じです。夢見に意味はありません。全ての事象が意味を持つわけではなく、夢もその意味を持たないものの一つです。今回は夢見について考えてみます。
※当方では夢占いは行っておりません。
夢見について
夢見は脳が情報を整理する際のものと考えられていますが、まだ解明されていません。スピリチュアルな観点では、“お告げ”であったり、中国の『周公解夢全書』にあるような夢占いに使われたりします。しかしながら、お告げも夢占いも後付けでしかありません。
人は睡眠時にコップ一杯ほどの汗をかくと言われています。体温を下げるためという理由が大半ですが、筆者はストレスなどのネガティブなものを汗として排泄しようとすることもあるのではないかと考えています。汗をかくとスッキリしますよね。寝汗をかくことで無意識にスッキリしようとしているのではないでしょうか。または無意識下で怖い夢を想像することによって、汗を出そうとしているとも考えられます。この寝汗のために見るのが、夢の正体のように思います。
先ほど意味を持たせようとしないとお伝えしましたが、寝汗のためという意味がありますね。ただ、夢の解釈に意味はなさそうです。
ただし、悪夢が続く場合
毎日のように悪夢を見て、寝汗がビッショリの場合は少し考えないといけません。悪夢の内容はあくまで夢ですが、悪夢を見る理由は何かしらありそうです。一番考えられることが、“憑依”ですね。悪夢と無意識で戦っている最中に悪夢を見ることはありそうです。また、部屋に未成仏霊がいる場合も、悪夢を見る可能性は高いように思います。
夢見とは異なりますが、金縛りも霊が関係していることが多いです。
夢は夢でしかありません。夢に意味を持たせようとあれこれ考えるより、現実のこの瞬間に出来得ることに心血を注ぐことの方が大切であり、行うべきことはこれ以外ありません。悪夢を見続けている場合は、一度憑依されていないか鑑定してもらった方が良さそうです。
筆者紹介【宇垣纏 景岳】伊達なグループ代表。浄霊師。波動鑑定する占いサイト「夜明けの扉 波動みくじ」運営。ブログでは“スピリチュアルの落とし穴”をテーマにスピリチュアルの危険性を指摘する。